【米粉】アメリカンチェリーのシュークリーム
アメリカンチェリーが旬な季節なので、3品連続でチェリーのレシピをのせています。
↓ 前回のレシピはこちら。
今日は、米粉でつくるアメリカンチェリーのシュークリーム。
アメリカンチェリーを煮詰めた即席ジャムを生クリームにいれて、甘酸っぱいピンク色のクリームに。
酸味とフルーティーな香りが加わるので、生クリームやカスタードクリームだとちょっと重い方も美味しく食べれてしまうかも??
シュークリームがうまく膨らんだ時の喜びたるや…!
確かに難しい点はありますが、コツを押さえて慣れるとあっという間にできてしまいます。
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【アメリカンチェリーの米粉シュークリーム】
<材料>8個分
(生地)
・製菓用米粉 60g( TOMIZ/cuoca 富澤商店 お菓子用国産米粉 使用)
・無塩バター 30g
・水 60ml(大さじ4)
・卵 100g
(チェリージャム)
・アメリカンチェリー 160g
・きび砂糖 大さじ1
・レモン汁 小さじ2
・キルシュ 小さじ2
・生クリーム 200ml
・きび砂糖 20g
<道具>
・丸口金: 絞り口13.5mm(孝義 ♯12)使用。直径1~1.35cmの丸口金を使うと良いと思います。
・絞り袋
・霧吹き
<生地の下準備>
・バターを1㎝角に切る。バター、米粉、卵、水は常温に戻しておく。
・クッキングシートの裏側に、直径4㎝の円を間隔とあけて8つ描き、天板に敷いておく。
・絞り袋に口金をセットし、霧吹きを用意しておく。
・卵はコシがなくなるまで溶きほぐす。
・オーブンは200℃に予熱しておく。
<作り方>
(チェリージャム)
1.チェリーのヘタと種をとり、粗く刻む。小鍋にいれ、きび砂糖を加えて5分ほどおく(アメリカンチェリーはアボカドを切る時のように、種に沿ってぐるっと1回転切込みを入れ、ひねって半分に切ると種が取り出しやすい)。
2.チェリーから水分が出てきたら、レモン汁、キルシュを加え、つぶしながら煮る。
3.水分が減り、とろみがついてきたら火を止めて、ボウルにうつし、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やしておく。
(生地)
4.鍋に、水、バターを入れ、ヘラでバターを混ぜながら、強火で一気に沸騰させる(ゆっくり弱火で加熱すると水分量が変わってしまうので、強火で)。
5.沸騰したら火を切り、米粉を一気にいれる。粉っぽさがなくなり、ひとまとまりになるまでゴムベラでよく練り混ぜる。
6.もう一度練り混ぜながら、弱火で20秒程度生地を温める(鍋の底に薄く膜ができるまで)。ボウルにうつす。
7.卵液を1/2入れてヘラで混ぜる。入れた卵がすべて馴染んでひとかたまりになったら、残りの卵液を2~3回にわけて加え、その都度まとまるまでよく混ぜる(生地が冷めないように手早く)。ゴムベラから生地がゆっくりと落ちて、三角形の形でとどまるくらいになったらOK。
8.絞り袋に生地をつめて絞り出す。生地を絞る際は、口金の位置を固定し、同じ箇所に注入するようなイメージで、ドーム状にこんもりと絞り出す。指先に水をつけ、絞り終わりでてきたツノを優しくならす。
9.生地全体に霧吹きをしてオーブンへ。200度で15分。180度で10分焼く。
米粉のシュー生地の完成!
10.シューが冷めたら、上から1/3くらいのところでカットする。
11.生クリームに砂糖を加え泡立て、八分立て(やわらかいツノが立つくらい)。チェリージャムを加え、混ぜる。
そのままスプーンでラフにはさんでも良いし、袋にいれて絞り出してもOK(絞る場合はチェリージャムをしっかり潰し、口金が小さすぎないものを選ぶ)。お好みで粉糖をふる。
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<POINT>
・シュークリームが形よく膨らむために大切がポイントは以下です。
✔️ 生地の温度
生地が冷めると膨らみません。そのために、材料をあらかじめ全て常温に戻しておくことが大切。また、卵液を混ぜ込む過程は手早く作業することも大切です。
ただし、卵に熱がはいってしまうとそれもまた失敗の元なので、慣れないうちは鍋からボウルに移して作業する方が安心だと思います。
✔️生地の粘度
ゆるくなりすぎた生地は上に膨らむ力が弱くなり、焼くと横に広がってしまいがち。かたい生地もまた膨らまず…。
卵液の量によって、生地の粘度が決まってきます。水とバターを沸騰させる過程で、水分がどれだけ飛んだかによって、卵液の量を調整していくわけなのですが、この見極めが難しいのです。
このレシピの卵=100gは、全量いれても多すぎることはないと思います。もし水分を飛ばしすぎてしまった時のために、少し多めに卵液を取り分けておくのも良いかも?
まず、材料を常温にしておく&バターを小さく切って溶け切るための時間を短くすること、一気に沸騰させ水分を蒸発させすぎないことも大切です。
✔️オーブンの温度を下がらないように注意。
200度で焼くレシピですが、生地をいれると温度が下がるので210〜220度で予熱しておき、オーブンに生地をいれてから200度に下げて焼くのも良いかもしれません。
ご自宅のオーブンと相談しながら試してみてくださいね。
膨らみが気になる生地ですが、途中でオーブンを開けるのは絶対だめ。しぼんでしまい元に戻りません。亀裂のはいった部分までしっかり焼けていることが大切です。
可愛く膨らむととっても嬉しい!
米粉のシュークリームぜひお試しください。
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