洋館でいただくヌーベルシノワ【山手エリア耀】at元町中華街
山手エリア耀というヌーベルシノアのお店のご紹介です。
元町中華街駅から徒歩6分。昔この近くのフレンチでサービスのバイトをしていたこともあって、馴染み深い大好きなエリアだったりします。
ヌーベルシノアは、素材の味を生かすフレンチなどの技法を取り入れた中華料理。コース料理のように1品ずつ提供してくれます。西洋風の美しい盛り付けが楽しいのと、伝統的な中華料理より油の使用が少ないのが嬉しいところ。
駅から少し歩きます。坂を上って下って、入り口はこんな感じ。
隠れ家的で、一見お店と分からない佇まい。
オリーブの木の道を通ると白い洋館が見えてきます。
ここの道がたまらなく可愛い。
梅雨の間の晴れの日。
絵画のように見える窓が美しくて、天気の良い日のランチが大正解でした。
窓から見えるお庭が素敵でほんの少し非日常感が味わえます。
青と白が印象的な洋×中の内装も素敵です。
山手エリア耀 ランチコース
ランチコースは、以下の3つ。
・彩(サイ)コース 3800円
・耀(ヨウ)コース 5000円(ワンドリンク付)
・雅(ミヤビ)コース 7000円(乾杯用ドリンク付)
今回は、耀コースをいただきました。
この日は、お酒ではなくジンジャーエールで(なんで白ワインにしなかったんだっけ…。忘れた)。その後、花茶をいただきました。なくなるとお湯を継ぎ足してくれます。
さて前菜です。フレンチのように仕立てられた美しい中華食材たち。
鮑の中華風味、マグロの醤油漬け、フォアグラのテリーヌ、生クラゲの生姜和え、子持ちヤリイカの酒かす漬け、自家製腸詰め。
パッションフルーツのゼリーでコーティングされたフォアグラのテリーヌが美味しかった。濃厚な旨味とフルーティな酸味の組み合わせが最高です。
スープは、蒸した冬瓜と穴子に金華ハムが添えてあるもの。
金華ハムは、中国の浙江省の金華地区で生産するハムで、イタリアのプロシュート、スペインのハモンセラーノと並んで世界3大ハムの1つらしい。穴子はふわっふわ。出汁がきいていて和食のような優しい味わいのスープです。
熱菜。手羽先の金糸フカヒレ詰め。
北京ダックと同じ方法で作られた手羽先の中に、金糸がたっぷり詰まっていて、すだちを絞っていただきます。美味しくないわけがなかった!
岩手県産夏ガキのブラックビーンズ蒸し。
牡蠣は生がいちばんって思うくらい生牡蠣が好きなんだけど、これは蒸し具合が絶妙で。柔らかい食感は残ったまま、水分がほどよく抜けてうまみがぎゅっと濃くなっているような。牡蠣のこの独特のうまみ、食べるたびに毎回しみじみ魅了されます。
油淋ソースが添えられた太刀魚のフライ。
お魚のフライや天ぷら、実は苦手なものもあったりするんだけどこれは全然平気だった。揚げ物の香りに香味野菜が効いたソース。中華らしくがっつりうまい。量は少ないけれどこれくらいが良いんです。
主食。桜エビの生ソーメン。柚子が効いていて爽やかな風味。
夏を感じられない今年の夏に嬉しい1品。
デザート。マンゴーのスイーツ。
すいかとチェリーが添えてあってこちらも夏感。嬉しい。
コーヒーor紅茶がつきます。
全体として軽め。中華を食べたとは思えないほどの食後のお腹の感じ。女性同士でちょっとおしゃれして行く感じがいいなぁ。
店名:山手エリア耀(ヤマテエリアヨウ)
住所:神奈川県横浜市中区山手町63−2
アクセス:JR根岸線 石川町駅 元町口 徒歩9分
みなとみらい線 元町・中華街駅 5番出口 徒歩6分
TEL:050ー3461ー6885
営業時間:月~土11:30~20:00(L.O.20:00)
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