松村潔先生のホロスコープリーディング講座レポ
最近、アウトプットに力をいれています。
学んだことや経験って、結局アウトプットしないと自分がどこまで理解出来ているか、咀嚼しているか分からないし、分かった気になっている危険性もあるよなぁと。
アウトプットして初めてインプットされたものの形も分かる。
そこで初めて学びや経験ってまとまりを持つんだわ、と感じています(いまさら!)
あと、 SNSやBlogなどで自分のことを書くこともあまりしてこなかったのですが、セミナーアンケートでもセッションのご感想でも「例え話」ってすごく喜ばれるというか、具体的な理解に落とし込みやすいよなぁと感じて。
気軽な日記的なものも書いていこう〜
占星術の大御所 松村潔先生のホロスコープリーディング講座
先日、松村潔先生の講座に行ってきました。
ホロスコープ全体の説明的なものは一切なし。12名の参加者のホロスコープを1人15分で先生が次々に読んでいくというスタイルでした。
(この講座今年で終了したいとSNSでつぶやいていらしたので、もうしかして滑り込みだったのかも?)
私はふだんセッションで得た天体の配置の気づきを付箋に書いて、ノートに貼ってストックしています(体感がデータとしてたまっていく感じが嬉しい!)
なので、11名分もの実例を松村先生の解釈付きで一気に見ることが出来たのはとても良い学びになりました。
もちろん松村先生に自分のネイタルを読んでいただくのもとっても貴重な機会!
松村先生はアセンダントのことを「能力」と表現されていたのもおもしろかったです。
松村先生のリーディング
まず、自分の番が来たら、質問(お悩み?)を聞かれます。
それをとっかかりにして、松村先生がリーディングしていくという感じ。
ネイタルをざっと読んでから、三重円(ネイタル、プログレス、トランジット)も見てくださいました。
詳しいことは参加者の方々の個人情報になってしまうので書けないのですが、「転機」を迎えている方が多かったようで。
松村先生も「今日はそういう回なの?」と 笑。
なので、背中を押されたような方が多かったんじゃないかなぁ。
転機って環境からやってきて不可抗力な場合もあるし、自分で嗅ぎとって主体的に動かないと逃してしまうようなものもあると思う。
後者は、決断するのに迷いや恐れが発生しがち。
もちろん最終的に決定するのも行動するのも自分だけれど、ホロスコープから読みとれる「その時期」と自分で嗅ぎ取った体感が一致すると、飛び込みやすいよなぁと。
ご夫婦2人で来ている方がいらして、ご夫婦のホロスコープを連続で拝見出来たのも良い学びになりました。
おふたりで会社をされているとのことでしたが「この2人のホロスコープだったら、第3者が入ると良い」とのことで、その第3者のホロスコープはこんな感じの人がいいよ、というアドバイスがあったりとか。
「〇〇(職業名)は向いていないよね。人にかまいたくない性格しているから。一番向いてないよ」
「自分1人でやるより誰かと組んだ方が良いよ。芸能人とマネージャー的に」
「向いてますよ。なんでしてないのって思うくらい」
「このホロスコープでゆっくり働きたいとかどの口が言ってるのって感じだよね。人事の人がホロスコープ読めるんだったら、即雇うと思うよ。」
など、単刀直入な場面も 笑。こう書くと非常に辛口なようですが、実際は柔らかく、ソフト(先生は太陽魚座)
言いっぱなしじゃないし、こんな風にしたら?考えたら?というアドバイスもある。「良いと思いますよ」「向いています」を背中を押すような場面もたくさん。
そして、おもしろい例え話などで笑わせて下さる 笑
そのホロスコープの持ち主さんたちも、そうなんです!!という感じで、吹き出したり、苦笑いだったりで、和やかな空間でした。
私のネイタルリーディング by松村先生
貴重な機会だったので、講座が終わったら即、記憶がフレッシュなうちに書き出しました 。
以下、備忘録です。()内は、私の感想。
◆月金星と冥王星がオポ(180度)。限界を超えないと落ち着かない、楽しくない人。人の目を気にしていたり、ほどほどに、普通に…と思うと、楽しくなくなってしまう。
◆対象に「働きかける」アスペクト=オポが複数ある。実際の生活で働きかけるものが2種類あった方が良い。仕事を2つ持つのは吉。その2つはブレンドしていく。1つのことを限界までやろうとするが、自分の中で一旦ほとぼりがすぎると、もうひとつのことをやろうとする。そうしながらブレンドしていく。海王星も効いているのでおもしろいことができそう。
(オポで複合アスペクトが形成されるのでこういう解釈になるのだと思います。マルチタスクとかダブルワークなどは、太陽双子座にも通ずるテーマだな)
◆限界を超えた人を扱うのが得意。平気な顔で接することが出来る。こういう人は、限界を超えた人に好かれる。それゆえ大変なことになったり。
(精神科勤務を思い出す。どんな方が来ても、どんな電話がかかってきても平静に対応しないといけなかったし)
◆11ハウスに太陽(双子)水星(蟹)火星(蟹)& Desに木星(水瓶):たくさんの人との関わりが人生のテーマ。
◆占星術をやっていくのなら、お客さんは2系統になる。蟹座的なお客さんと水瓶座的なお客さん。
「水瓶座」:囲い込まない。誰でもウェルカム。「蟹座」:常連さん、お馴染み。心の通うようなメンバー。たくさんの人と水瓶座的な的な関わりの中をしながら、蟹座的な小グループを作るようなことがあるかも。
(この読み方は自分でしたことなかった。おもしろい!)
◆MCと金星が合:MCは看板。そこに金星が重なっているので、裏方に回らず表に出る方が良い。受付嬢のように前に出る。
(好き(金星)を、看板(MC)にする生き方をしてきた。そういうところにこの配置は出てるのかぁと思っていたし、実際そうだと思う。でもこういう解釈もあるのかぁと。どちらにせよ、1人で仕事しているから、フロントマンも裏方も自分 だが)
◆4ハウスの土星が重い。冥王星は3ハウスだけど4ハウスにも影響が出ていると思う。そして土星の縛り。どちらも蠍なので重い。開放的な上半球の世界と下半球の重い世界のギャップが大きい。
(その通りっす )
◆この土星が木星とスクエア。なので活動にややブレーキをかけている。土星は「遅くする」。ただ、あくまでブレーキをかけているだけなので、活動自体はやる。
(土星木星はスクエアだけどオーブ6で緩め。でも太陽土星のクインカンクス(150度)が超タイト。いずれにせよじっくり取り組むのだな…。木星天王星セクスタイルが今後どう出てくるか楽しみ)
◆この土星にはトランジットなどで緩む時期を探して対応する。
(まさに、この土星に木星が重なっていたのが今年でした。これについては体感がなかなか顕著で、別途ちゃんと記事にしたいなと思っています)
◆もうすぐプログレス新月(蟹座12ハウス)。ここから12ハウス的なこと、こころのことや目に見えないような領域について、今後30年くらいテーマになる。
(来年誕生日あたりにプログレス新月。プログレス新月は30年に一度の転機と言われます。その目前に占星術に出会ったことがおもしろいなぁと。しかし30年間。長い…)
◆あと5年くらいでプログレスの太陽が獅子座に入る。それまでは蟹座だから、人に配慮して、気を使ってやっていく。獅子座に入ったら、急に爆発する。やりたいことやった方が良い。自分から放射するような感じで。
(プログレス蟹座の時期に結婚しましたしね。5年とは言わず家庭は大事にしたい 。獅子座に入るとどうなるんだ )
感想あれこれ
松村先生はとんでもない量のホロスコープを読まれてきたんだろうなぁと。あとやっぱり表現の仕方がお上手で…。本当に勉強になりました。
もちろん、ネイタルがベースなのですが、プログレス、トランジットと重ね合わせて読むことで、どんどん網目が細かくなって、ネイタルだけでは拾えなかった細かい情報をすくいあげることが出来る。そんな感覚です。
セッションでも、三重円見たくなるもんなぁ。リロケーション(転地したとき緯度経度を変えてホロスコープを読むこと)のお話しもあってすごく興味深かったです。
得た知識は、セッションにどんどん生かしていきたいです。
セミナー情報
2019年2月10日(日)at 東京(渋谷近辺予定)
「10天体を学ぶ」–普遍的な心の動きと人生スケジュール
詳細はこちらです。
http://astrology-for-life.jp/archives/214
受講者様のセミナーの感想等はこちらです^^
http://astrology-for-life.jp/archives/192
コメントを残す