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2019-01-14

ジェンダーによって見えなくなる「男性的・女性的エネルギー」

前回の記事はこちら。

『ホロスコープに性別はない −身体・ジェンダー・エネルギー−』
http://astrology-for-life.jp/archives/663

ホロスコープを読み解き、深く自分を探っていくため大切な「性差」
「身体」「ジェンダー」「エネルギー」の視点から書いてみました。

 

今回は、なぜ「男性的・女性的エネルギー」は、認識&発揮しづらいんだろう?というテーマで書いていきたいと思います。

 

男性的エネルギー=能動、女性的エネルギー=受動

「男性的エネルギー」は、能動性・論理性。占星術で言う「太陽」
他者や物事に働きかける力。理性。目的に向かって自ら進んで取り組む。

「女性的エネルギー」は、受動性・感受性。占星術で言う「月」
他者や物事を受け入れる力。感情。人や環境に動かされて取り組む。

一般的に、男性の肉体を持つ人は「男性的エネルギー」が強く、女性の肉体を持つ人は「女性的エネルギー」が強い、と言われます。

でも「男性的・女性的エネルギー」は、どこまで「身体」の違いに、紐づいているんだろう…?

男女は生物学的に様々な点で異なっているのだと思うし、その違いが影響している部分もあるのかもしれない。

ただ「ジェンダー」の影響、つまり、社会的に要求されてきたために「後天的にそうなった」部分も大きいんじゃないかな〜と思っています。

 

ジェンダー観によって見えなくなるエネルギー

「男は、能動的に生きないとだめ。男が能動的に生きるために社会は整備されている。目的に向かう強い男はかっこいい。だから、大の男がめそめそしちゃだめ」

「女は、受容的に共感的にね。だから感情的になっても仕方ないよね。そのかわり、水のように馴染んて優しく。前に立たなくても大丈夫。そしたら外の世界の刺激から守ってもらえるよ」

実に古風…!だけど、このジェンダー観は、あまりにも歴史が長い。
昔より変わってきていたとしても、現代を生きる私たちにも、根深く浸透していて、影響しているんだろうなと感じます。

男性だって女性的エネルギーが強い人もいる。受け入れることが上手で共感的な人、傷つきやすかったり、感情に振り回されやすい人。

ただ、上のような刷り込みがある世の中ならば、女性と違って、そういった部分を世間に露出しないように生きるようになってしまう。

なるべく感じないように、見ないように、そして出さないように。
なんなら、自分の中の弱さや繊細さを感じるからこそ、強くあろうとしたり。

その結果、自分の中の「男性的エネルギー」が養われ、太陽的に生きることが得意になる。

そう考えると、その性質は元々備わっていたものだけでなく、後天的に世間から求められてきた中での自己訓練のたまものなのでは?と感じたりします。

女性だって、女として産まれたからって、皆が皆、元々、共感的で、母性的というわけではない。

でも、女性として、そういう風に生きることを世の中に求められる。だから、がんばって身につけようとする。受け入れること、共感的であることを。

そして「女性は受け身で感情的なものだよ」って世の中から言われ続けたら。
そりゃあ、主体的に生きること、理性的であろうとすること、ちょっと怠けしまうというか、磨かずにきてしまうかな〜と思ったりします。

 

私たちの本来のパーソナリティや能力は、自分の中にある「男性的エネルギー」「女性的エネルギー」のバランスに大きく影響を受けているはず。

ただ、根深い世の中のジェンダー観によって、それが見えづらくなっているのでは…と思います。それってなんだかすごくもったいないなぁと。

ホロスコープは「ジェンダー」という覆いをちょっと横において、
自分の中の「男性的・女性的エネルギー」をフラットに、いつもと違う角度から眺めてみるヒントになるな〜と感じています。

 

次回は

ちょっと長くなっちゃいましたが、

  • ホロスコプから実際に、自分「男性的女性的エネルギバランスをみ解いていくには?

を、書いてみますー!

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「10天体を学ぶ」–普遍的な心の動きと人生スケジュール

詳細はこちらです。
http://astrology-for-life.jp/archives/214

受講者様のセミナーの感想等はこちらです^^
http://astrology-for-life.jp/archives/192

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