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2018-12-23

ホロスコープとジェンダー –女性は「元々」感情的なの?–

 

 

占星術では、男性は太陽。女性は月と言われます。

男性は太陽とつながりが深く、女性は月とつながりが深い、というわけです。

 

簡単に言うと、男性は、能動的。そして、女性は、受動的

太陽(意志)は、必ず水星(知性)を伴うから、男性=論理的

感じているとき(月)は、考えない(水星)から、女性=感情的

 

占星術を学びはじめて最初の頃。
私も、月=女性を「そっか。女性の方が感情的な人多いもんね〜。生理の周期も月のリズムだしねぇ」とふわっと理解し、納得していました。

 

うーん、でも何か違和感が。そもそも、性差ってなんだろう。

肉体は、うん、そう。これはとても分かりやすい事実。

そして、その性別の肉体を持つ存在として世間から「男or女」として扱われる。
産まれたときから、ずっと。

そして、男らしく、女らしく生きていこうとする。

じゃあ、その刷り込みをとっぱらってみたとしたら…
男性を男性たらしめているもの、女性を女性たらしめているものって、肉体以外に一体何があるのか…?笑

 

ホロスコープに性別はない

ホロスコープに、その持ち主の性別を判断するような要素ってないんですよね。

太陽や火星が強かったり、男性星座だらけのホロスコープの持ち主が、女性の場合もあるし、
月のアスペクトが多い(感情が多彩だったり、深くなったりする)ホロスコープを、男性が持っていたりもする。

ホロスコープにあるのは、男性的なエネルギーと女性的なエネルギー、そしてそのバランスだけ。

 

うーん。だとしたら…。
男性は太陽とつながりが深く、女性は月とつながりが深いっていうのは、なぜ?

 

ジェンダーの刷り込みはあまりに根深い

「男は、能動的に生きないとだめ。男が能動的に生きるために社会は整備されている。
目的に向かう強い男はかっこいい。だから、大の男がめそめそしちゃだめ」

「女は、受容的に共感的にね。だから感情的になっても仕方ないよね。
そのかわり、水のように馴染んて優しく。前に立たなくても大丈夫。そしたら外の世界の刺激から守ってもらえるよ」

古風…!笑

でも、この刷り込みってあまりに歴史が長く、根深いなぁと感じます。

昔よりは変わってきているとはいえ、現代を生きる私たちにも、ジェンダーによる刷り込みは人生のいろんな場面でふってきて、層のように積み重なって影響を与えているなぁと感じます。

男性だって、感情豊かで共感的な人(月のポジティブな面)そして傷つきやすかったり、不安定になりやすい人(月のネガティブな面)たくさんいますよね。

ただ、上のような刷り込みがある世の中ならば。
女性と違って、それを世間に露出しないように生きるようになってしまう。

なるべく感じないように、見ないように、そして出さないように。
なんなら、自分の中の弱さや繊細さを感じるからこそ、強くあろうとしたり。

そのおかげで、太陽的に生きるということが女性より得意になる。

でも、それは元々ではなく、後天的な世間からの刷り込みと自己訓練のたまものなんじゃない?と感じたりします。

そして、ここに男性特有のつらさもあるような気がします。

女性もそうで。女性として産まれたからって、皆が皆、元々、共感的で、母性的というわけではない。(ただ、そういうのって、なんか、ほら。女性としては言いづらいみたいな。モテなさそうだし 笑)

でも、そういう風に生きることを世の中に求められるし、だから、がんばって身につけようとする。そして結果、男性より得意になる(傾向がある)。
例えば、料理教室に通うのは圧倒的に女性 だったり。

そして「女性は感情的なものだよ」って世の中から言われ続けたら。

そりゃあ、理性的であろうとすること、ちょっと怠けてしまうかなぁと 笑

うーん、だとしたら、男とか女ではなく、自分の資質を知って、得意なものは伸ばす。苦手はものは努力はしつつ、誰かに補ってもらう。

シンプルにそれで良いんじゃないのかな〜と思うのだけど、ジェンダーの刷り込みは根深く、そして、社会的に整備されていない部分もあるから、難しくなっているんだろうなと感じます。

 

「女性には生理があるから。生理前には感情が乱れやすいし」という意見もあるのかもしれないけど、女性でも生理前に感情的にならない人もいるし、それは精神とは別で「身体のケア」に注力した方が良いのでは?と思ったりします。

 

ホロスコープをヒントに自分の男性的・女性的エネルギーのバランスを読み解いてみる

私の中の「女性らしさ」は、元々私が持ち合わせているものなのか。
それとも刷り込みによるものなのか。

ピンクが好きな女性がいたとして、それは純粋な好みなのか。
それとも「ピンクは女の子の色。可愛い色なんだよ」と刷り込まれた結果なのか。

ジェンダーの刷り込みはあまりに、根深く浸透していて。
今さら全て自分からはぎとることは出来ないのかもしれない。
(それがなくなったらどんな自分、どんな世の中になるんだろう)

でも、出来ることなら。少しずつでも、自分の中にある女性性も男性性も建設的に発揮したいなぁと思ったりします。

そのエネルギーバランスは人それぞれだけど、そのヒントをフラットに教えてくれるホロスコープありがたし。

自分のホロスコープを、男の自分が、女の自分がどう生きているかな?と考えてみるのは大切な視点かなぁと思います(その読み解きもまた書きたい)

女性はリリス(月の遠地点)も大切です。

リリスについては、日本ではあまりに正しい情報が出ていないようです。私はリリスについての単発の講座を受けたことがあって、お、おもしろいー!と思ったのですが、セッションではそこまで話がいかないので、データがあまり集まらず…。

いつかまとめられるように勉強していきたいと思います٩( ‘ω’ )و

 

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2019年2月10日(日)at 東京(渋谷近辺予定)

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詳細はこちらです。
http://astrology-for-life.jp/archives/214

受講者様のセミナーの感想等はこちらです^^
http://astrology-for-life.jp/archives/192

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