3月13日 新月at魚座「楽園」はどこに?心身を整えながら、自分を使う。
2021年3月13日(土)pm7:21。魚座24度で新月です。太陽と月のサビアンジンボルは「人の住んでいる島」。
魚座の新月に、魚座の支配星である海王星が寄り添っています。さらに金星まで重なりあっている夢みたいに美しい新月です(個人的にはいろんなインスピレーションがなだれこんでくるような感じでした)。
月、太陽、金星、海王星が集まっているのは6ハウス。
6ハウスは、健康管理と労働や奉仕を示す領域です。
6ハウスが示す健康管理は、肉体のメンテナンスや生活習慣などを表すことが多いようですが、海王星に寄り添われた魚座の新月ともなると「精神」に光が当たりそうです。なので、心身のメンテナンスという感じでしょうか。
浄化のための最初の一歩として、不調や精神のネガティブなものを認識し、向き合うようなこともあるかもしれません。
心身のメンテナンスと奉仕
私たちは自分が整うと、今度は誰かの助けになりたくなります。
とはいえ、健康管理と労働や奉仕というのは、時に両立が難しい。働きすぎるとからだを壊すし、大事にしようとしすぎるとストレスが発生する労働や奉仕などは避けたくなるからです。それがまたストレスになったり。このバランスを見つけ出すのも6ハウスのテーマになります。
自分は何をして役立つ人間なのだろうか。
どんな環境でなら心身を壊さず、役立つ自分を発揮できるんだろうか。
このコロナ渦で向き合う方も多いテーマでもありそうです。
「楽園」は一体どこに?
今回の新月のサビアンシンボルは「人の住んでいる島」。
「人」より「島」に焦点が当たっているような、島に人が住まわせてもらっているような、そんな印象です。
自然と共存共栄するような人間中心ではない暮らし。魚座ですから、花や木や石までにも感情を見出すような、個人を押し出すのではなく、自然体で水のように環境に溶け込み生きるような生き方。
既存の社会のシステムからは外れたような暮らしのイメージです。
金星や海王星が近くにありますから、こういった「新しい暮らし」に夢をみるようなイメージがあります。
このコロナ渦でリモート化が進んだことに田舎への移住などを考えるようになった方も多いのかもしれません。とはいえ、そこが楽園になるかは自分次第だともいえます。
耐えられないほどのストレスは時に現状が自分にとっての本当の生き方でないことを教えてくれるサインかもしれません。
・自分にとって本当の意味で無理のない生き方の中で、適切なストレスを背負っていく。
・心身を整えながら、自分を使う、世の中に役立たせる。
・それが心地よい循環でまわっていくこと。
・そのための、新しい暮らし、新しいルーティン。
そんなことに思いをめぐらせてみるのも良いかもれません。
春分の前の最後の新月です。春はすぐそこ。
新月は種まきです。変化のための種をまきましょう。
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