ミニリーディングvol.3「現在の趣味を仕事にしていくことが出来るか」【前編】
なんとも落ち着かない毎日ですね。
週末は外出自粛要請が出ていますし、細々した整理や断捨離、棚の取り付けなどおうちで出来ることを色々とやろうかなと思っています。早く収束することを祈るばかりです。
さて、本日はミニリーディングの記事を更新します。
Blog上で無料で募集させていただいているミニリーディングは、ホロスコープ全体、つまりパーソナリティ全体を読んでいくのではなく、質問やお悩みに基づいて、関連のありそうな箇所を読み解きつつお答えしていく感じです。
あるひとつのお悩みについて、ホロスコープの一部を参考にしながらお答えしていくイメージです( ͡° ͜ʖ ͡°)
前回の記事はこちら。
最近は「仕事」に関するご質問がとても多い印象です。
天王星が牡牛座入り。これは「衣食住をキープしていくための能力」ついて考えさせられる配置でもあります。そして、山羊座で重なる木星・土星・冥王星。世の中の枠組みをがしがし壊していくようなそんな配置。
今回のこのコロナ騒ぎ。アフターコロナがどんな経済状態になっているのか。個人個人の「仕事」について。そんな世の中の流れも見ながら考えていかないといけないことだよな…と感じています。
今回のご質問も「仕事」にまつわる内容です。
ミニリーディングvol.2「現在の趣味を仕事にしていくことが出来るか」
『趣味を仕事に昇華することができるか。クリエイターとして活動できる可能性のあるフィールドの種類が多い(歌、絵、動画、文字など)のため、主軸をどこに置けば良いか分からないのが現状です』
※ 質問内容は個人情報を抜いて意訳しています。
ホロスコープをみてみよう!
(↑こちらのホロスコープは依頼者さんのものではありません)
「クリエイターとして活動できる可能性のあるフィールドの種類が多い」
これは、つきさんのホロスコープの5ハウスに木星があることに実に象徴的です。
5ハウスは、表現・創造・情熱のハウス。子どものように遊び、楽しむことができるかどうか。その光を外に表現できるのか、何かを生み出すことができるか(実際の妊娠・出産・子どももこのハウスでみます)。
そんなことを見るハウスです。
5ハウスの木星は、自分の中の情熱を表現する手段が多彩。人生の中で楽しみが多い、ふくらむ、広がる。時に収集がつかなくなることも!
私の周りでもカメラマンさんをはじめとしたクリエイターさんたち、5ハウスに星持っている方 実に多いです。何か作品を生み出したり、表現をしたりするには5ハウスにパワーが必要なんですね。
拡大・発展の木星が5ハウスにあるつきさんは、このパワーに恵まれているということ!
たた今回のご質問の大切なところは「このパワーが仕事につながるのか?」というところだと思います。
ホロスコープで「仕事」を読む。
「私に向いている仕事は?」「自分にとっての天職は?」というのはかなり多い質問です。
ワークライフバランスという言葉があるけれど、「仕事」を読む時には、合わせて「プライベート」について読んでいくべきだし、本来はホロスコープ全体から読んでいきたい…というのが本音なのですが、今回はちょっと無理やり「仕事」だけ抜きとって、読んでみようと思います。
まず、当たり前ですが、ホロスコープに「仕事名」が記されているわけではないですね(書いてあったら楽だけど、こわいわ!)。
ホロスコープに散らばる「仕事」に関わる要素を集めて、それを現状と照らし合わせて、自分で判断していく のが正解です。
ホロスコープで「仕事」を読んでいく場合、2ハウス、6ハウス、10ハウスに着目します。各ハウスは以下のような意味合いを持ちます。
【2ハウス】衣食住を保つ力(経済力)、お金を稼ぐための才能、衣食住への興味関心、ものづくりの能力、などなど。
【6ハウス】勤勉性、奉仕性。決まった業務をこなせるか、決まったルールを守れるか。人の役に立つこと、人にニーズに応えていくことが好きかどうか、などなど。
【10ハウス】肩書き、社会的地位。上昇志向の強さ。結婚(配偶者の社会的地位)などなど。
これらのハウスの状態を複合的に見ていくわけです。
MC=社会的到達地点を知るために必要な感受点
その人の適職や社会的地位を知るために大切な感受点にMCがあります。10ハウスのスタート地点ですね。
占星術の本などを見ると、MCの星座に紐づいた「仕事名」が「あなたに合う仕事!」という感じで書かれている場合があります。
例えば…
【牡牛座】五感にまつわる、食、色彩、香り→料理人!美容・ボディ関係!
【双子座】情報伝達、話す、聞く、書く→アナウンサー!ライター!
【蟹座】共感性、情緒、小さいコミュニティ、育む→保育士!
【乙女座】からだのメンテナンス、健康関係、奉仕→看護師!
とかとか。
確かにこれにどんぴしゃに当てはまっている人もたくさんいます。
(特にMCに天体が重なっていたりすると力強くその星座の性質が強調される傾向が強いようで、どんぴしゃな仕事についていることもあったり。私はこのパターン)
でも、もしMCが指し示す職業と特に縁がなくても「当たってない〜!」と思わないで、その星座についてじっくり調べてみることをおすすめします。
MCの星座は、自分が社会的立場において発揮する性質や能力を示すものだと読んでいただくと良いかなぁと思います。
これは自分の適職や社会的立場を探っていくためにすごく大きなヒントになります。
今回は、少々長くなりそうで【前編】【中編】【後編】に分けて書いていきます。
次回は、ご依頼者様のホロスコープの「仕事」の部分を読み進めていきます。
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